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チベット族デモも拡大 中国語教育の強制に反発
チベット族小学生もデモ=中国語使用の強制問題
2010/10/28-16:17【時事通信社】

 【香港時事】中国西部の甘粛省で26、27の両日、チベット族の授業で中国語使用を強制する青海省の政策に対し、小学生が抗議デモを行った。ノルウェーの人権団体などが運営するラジオ「チベットの声」が28日、伝えた。
 デモが起きたのは青海省に接する甘粛省甘南チベット族自治州の夏河県。26日に約100人の小学生、27日には小学生と教師合わせて200人以上が「母語(チベット語)使用を擁護しよう」と叫びながら、役場の前などを行進した。
 27日のデモには1000人以上の住民が声援を送った。甘粛省では中国語を強制する政策は行われていないが、同じチベット族として青海省の政策に反発の声が強まっているとみられる。


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チベット族デモも拡大 中国語教育の強制に反発
10月24日(日)21時11分【産経新聞】


 【北京=川越一】反日デモが続く中国で、少数民族による政府への抗議デモも広がりをみせている。中国語による授業を義務づける教育改革に対しチベット族が反発し、青海省チベット族居住区で火がついた学生による抗議行動が首都北京にも飛び火した。民族同化をもくろむ当局のいき過ぎた教育改革が、漢族への不信感を増幅させている。

 チベット独立を支援する国際団体「自由チベット」(本部・ロンドン)によると、青海省黄南チベット族自治州同仁県で19日、民族学校の高校生ら5千人以上がデモ行進し、「民族、言語の平等」を訴えた。20日には同省海南チベット族自治州共和県で学生が街頭に繰り出し、「チベット語を使う自由」を要求。22日には、北京の中央民族大学でも学生がデモを敢行した。

 英BBCによると、24日には黄南チベット族自治州尖扎県で民族学校の生徒に教師も加勢し、総勢千人以上が教育改革の撤回を求めてデモを強行、治安部隊が出動する事態に発展した。

 発端は9月下旬、青海省が省内の民族学校に、チベット語と英語以外の全教科で中国語(標準語)による授業を行うよう通達したことだった。教科書も中国語で表記する徹底ぶりで、小学校も対象という。

 当局の中国語教育の強化の背景には、中国語が話せないため職に就けないチベット族が少なくないという現状がある。就職難はチベット族と漢族の格差をさらに広げ、それがチベット族の当局に対する不満につながっているのも事実だ。

 しかし、2008年3月、チベット自治区ラサで発生したチベット仏教の僧侶らによる大規模騒乱が示すように、中央政府のチベット政策に対するチベット族の不満、漢族に向けられる嫌悪感は根強い。

 今回の教育改革も、チベット族学生の目には「漢族文化の押しつけ」「民族同化の強要」と映っているようだ。「自由チベット」は中国当局がチベット語の“抹殺”を図っていると主張している。

 同省共産党委員会の強衛書記は21日、黄南チベット族自治州で学生代表と座談会を開き、「学生たちの願いは十分尊重する」と約束した。中国当局が反日デモ同様、教育改革に対するチベット族の抗議デモが、体制批判に転じることについて懸念している状況をうかがわせる。



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北京などでチベット族学生らがデモ
10月23日(土)21時17分 【読売新聞】

 【徳陽(中国四川省)=槙野健】米政府系のラジオ自由アジア(RFA)によると、北京の中央民族大学で22日、チベット族の学生約400人がチベット語保護を訴えるデモを行った。

 中国青海省でチベット族高校生らが民族文化保護を求めるデモを行っていることに触発されたとみられる。学生らは「民族言語の保護を」などと書かれた横断幕を掲げ、約2時間にわたり校内を行進したという。

 同省海南チベット族自治州でも22日、チベット族の高校生ら約600人が市街地でデモを行った。

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チベット高校生抗議が拡大 青海省4カ所、教育改革で
2010/10/22 20:38【産経新聞】

 チベット独立を支援する国際団体「自由チベット」(本部ロンドン)が22日明らかにしたところによると、中国青海省果洛チベット族自治州や同省海南チベット族自治州など4カ所で20~21日、中国語による教育を決めた教育改革に反発する高校生らが街頭で抗議行動を行った。19日に同省黄南チベット族自治州で起きたデモが周辺地域に拡大した。

 海南チベット族自治州共和県では20日、四つの学校の中高生約2千人が抗議デモを実施。生徒らは「チベット語を自由に使いたい」などと叫んだ。隣接の興海県でもデモが起きた。

 21日未明には果洛チベット族自治州大武で生徒がデモ行進、武装警察に阻止された。また同日朝、黄南チベット族自治州双朋西でも約500人の中学生がデモ行進したという。(共同)


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数千人が3日連続の抗議デモ=言語問題でチベット族学生-中国
2010/10/22-17:13【時事通信】

 【香港時事】中国西部の青海省で19日から21日にかけて、授業で中国語の使用を強制する新政策に反発するチベット族の大学生や高校生らが3日連続で抗議デモを行った。米政府系の自由アジア放送(RFA)が22日、伝えた。
 デモが起きたのは黄南チベット族自治州同仁県や海南チベット族自治州興海県などで、連日数千人がデモに参加。同仁県では数日以内に授業ボイコットも計画されているという。
 デモ参加者は「チベット語を返せ」と叫び、県庁前などを行進。20日の参加者は計8000人に達した。警察は各地の学校にデモを制止するよう要請したり、学生を学校に連れ戻したりしている。
 青海省教育庁の当局者はRFAに「状況を把握するため、職員を現地に派遣した」と述べた。中国メディアは一連のデモを一切報じていない。

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チベット族の高校生ら数千人がデモ、「漢語教育」の強制に抗議―青海省
10月21日(木)18時9分【Record China】

2010年10月19日、中国・青海省で、チベット族の高校生ら数千人が当局の「民族の言語や文化を奪う」政策に抗議し、デモ行進を行った。英BBC放送中国語版ウェブサイトが20日付で人権団体「フリー・チベット・キャンペーン」の情報として伝えた。

記事によると、デモに参加したチベット族の高校生は「当局が推進する教育改革とは、漢語(標準語)の教科書しか使わない、授業も漢語でしか行わない、というものだ」と怒りを露わにした。チベット語と英語を除くすべての教科を漢語で行うという当局の方針に学生らが不満を爆発させた形だ。

デモはチベット族が多く居住する青海省黄南チベット族自治州同仁県で起きた。同州は2008年のチベット騒乱の際も大規模なデモが起き、当局から厳しく弾圧されている。

一方、ロイター通信が現地住民の話として伝えたところによると、警察当局による介入は行われず、県政府の幹部がデモ隊と対話を行った後、午後には解散し、参加者は全員自宅に戻った。デモの参加者は1000~7000人に上ったと伝えられた。

フリー・チベット・キャンペーンは現地6校の計5000~9000人の高校生らがデモ行進に参加、当局が学校教育でチベット語の使用を制限することに対し抗議を行ったと伝えた。同県の高校教師は「文化大革命を思い出させるやり方だ。こんな改革はわれわれの母語を衰退させるだけでなく、中国の憲法にも違反している」と話したという。(翻訳・編集/NN)


チベット

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チベット族生徒数千人が中国語教育に抗議デモ 青海省で
2010/10/20 12:38【産経新聞】

 チベット独立を支援する国際団体「自由チベット」(本部ロンドン)が20日明らかにしたところによると、中国青海省黄南チベット族自治州同仁県で19日朝、チベット民族学校の高校生ら数千人が中国語による教育押しつけに反発して街頭抗議を行った。

 六つの高校の生徒らが合流してデモ行進し、地元政府役場前に集まった。5千~9千人が抗議したとの目撃情報もある。「民族や文化の平等を要求する」などと叫んだという。

 最近の教育改革で、チベット語と英語を除くすべての教科を中国語で学ぶことになったのがきっかけで、生徒らが反発したという。民族学校の元教員は「漢族は文化大革命時代を思い起こさせるような改革を強要している」と語った。

 中国では2008年3月、チベット自治区でチベット仏教の僧侶ら数百人が中国政府のチベット政策に抗議し、大規模暴動に発展する事件が起きた。(共同)


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[中国デモ]  thema:チベット問題について - genre:政治・経済
反日デモ、実は官製=政府系学生会が組織―香港紙  尖閣諸島
中国デモ変質、反日スローガンに政権批判加わる
10月26日(火)0時24分【読売新聞】

 【広州(中国広東省)=槙野健】中国陝西省宝鶏で24日に起きた反日デモでは、「日本製品ボイコット」などの反日スローガンの陰で、官僚の腐敗に反対し、住宅価格の高騰に抗議するなど、政府批判や社会に対する不満を訴える横断幕も掲げられた。

 25日付の香港各紙が伝えた。今月中旬以降、反日デモは、貧富の格差が拡大する内陸部の地方都市を中心に相次いでおり、胡錦濤政権が最も警戒する社会不安の拡大につながりかねない事態となってきた。

 報道によると、宝鶏のデモは、若者ら数百人が参加。市街地を行進したデモ隊は、「日本製品をボイコットせよ」などと叫ぶと同時に、「(官僚の)腐敗反対」「住宅価格高騰に抗議」などの政府批判や「多党制を推進せよ」と共産党の一党独裁を否定する横断幕も掲げていた。中には、「(台湾総統の)馬英九、大陸はあなたを歓迎する」と書かれた横断幕もあったという。

 また、宝鶏のデモの様子を紹介したインターネットの簡易投稿サイト・ツイッターには、「宝鶏の人々は勇ましい。反日行為は反党行為に華麗に変化した」「宝鶏のデモは事態がまさに変わり始めたことを証明した」など、政権批判のデモを礼賛するような書き込みが相次いだ。

 宝鶏など内陸部の地方都市は、沿海部の大都市との間で経済格差が開く一方だ。地方官僚と開発業者が癒着して、住宅価格を不当につり上げているとの見方も広がっている。民衆の不満はやり場のない怒りとなって、そのはけ口を探し求めている。そんな中、「反日」は格好の口実となる。「愛国無罪」といわれ、反日・愛国的なスローガンを叫んでいれば、公安当局も拘束など強硬措置をとりにくいとされる。デモ隊は「これを利用して、本来の目的である政権批判やうっぷん晴らしを断行した」(共産党筋)とみられる。

 ただ、一党独裁否定となると、政権は一気に実力行使に出る。デモの中心人物らが拘束された模様だ。


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中国 反日デモ、当局に危機感…収束のめど立たず
10月26日(火)22時11分【毎日新聞】

 【北京・成沢健一】中国内陸部で反日デモが相次ぐなか、政府に対する不満表明の側面が表れていることに中国当局は危機感を募らせている。当局はデモ封じ込めを強化する構えだが、インターネット上には政府批判のデモを称賛する声も出ており、収束するめどは立っていない。

 中国外務省の馬朝旭報道局長は26日の定例会見で、「日本側の誤った言動に義憤を示した」と反日デモに一定の理解を示しつつ、「理性を欠いた違法な行為には賛成しない」と自制を呼びかけた。政府批判のスローガンが出ていることへの見解も問われたが、具体的な言及は避けた。

 26日の重慶でのデモでは反日スローガンが中心だったが、陝西省宝鶏市で24日に起きた反日デモでは、「腐敗反対」といった政府批判の声も上がった。インターネットの簡易ブログ「ツイッター」では「宝鶏の人々は立派だ」「群衆は住宅価格高騰や貧富の格差拡大に抗議した。反日が反党に華麗に変身した」と書き込まれた。

 中国の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏(54)へのノーベル平和賞授与決定を受け、中国当局は国内に民主化要求の声が高まることに警戒を強め、「愛国」を掲げた行動が政府批判に向かうことにも神経をとがらせている。

 中国共産党で治安対策を主管する中央政法委員会の周永康書記(政治局常務委員)は25日、「世論工作を強化し、大衆が理性的に愛国の願いを表現するように導き、社会と政治の安定を守らなければならない」と訴えた。

demonstration


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反日デモの本質は「反体制」 中国当局は危機感あらわ
10月26日(火)19時56分【産経新聞】

 【上海=河崎真澄】中国各地での反日デモは、社会不満のマグマとともに「反体制」という本質を現し、中国当局は危機感をあらわにしている。26日付の共産党機関紙、人民日報は「法に基づき理性的に愛国の熱意を表現しよう」と学生らに呼びかける評論を掲載した。だが、重慶市では同日、警察当局の制止を振り切る形で1千人規模の反日デモが発生した。反日を“口実”にしたデモが統制を失い、民主化活動に結びつく可能性もある。

 重慶の日本総領事館などによると、デモは同日午後2時(日本時間同日午後3時)ごろ、200人規模で始まった。学生にやじ馬なども加わり、「釣魚島(尖閣諸島)を返せ」「日本を打倒せよ」などと叫ぶ500~600人が、日本総領事館が入居するビルに乱入しようとして警察隊ともみ合った。乱入を阻止されたデモ隊は結局、1千人以上に膨らんで行進を続けた。

 16日に再燃した反日デモでは、一部が暴徒化して日系のスーパーなどに被害が出たほか、社会への不満を訴える動きが広がったのが特徴だ。中でも24日に陝西省宝鶏市で起きたデモでは、「貧富の格差を縮めよ」「報道の自由を実行せよ」といった政府批判を掲げた横断幕が登場した。

 さらに、同市では「(台湾総統の)馬英九兄さんを大陸は歓迎する」「多くの党との合作(協力関係)を進めよ」との横断幕も確認された。これは、中台関係改善が進む中で中国の学生が、台湾が戦後歩んだ民主化プロセスに関心をもち、馬政権を支える台湾の中国国民党などと協力し、共産党一党支配に終止符を打つ道に望みを託そうと訴えたものだといえる。

 宝鶏市のデモの様子は、中国のインターネット上で広がり、賛同する学生らの書き込みもある。26日に重慶市で起きたデモでは反体制的なスローガンは確認されなかった。

 中国外務省の馬朝旭報道官は同日の記者会見で「日本の誤った言動に憤慨するのは理解できるが、非理性的な違法行為には賛成しない」と重ねて自制を呼びかけた。強制的にデモを封じ込めれば、反体制派を刺激しかねないとのジレンマも当局は抱えている。11月1日には台湾の対岸にある福建省福州市で、反日デモが呼びかけられている。

 一方、民主化をめぐっては、ノーベル平和賞受賞が決まった民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏の釈放を当局に要求する声明に、有識者ら100人以上が署名するなど新たな動きが出ている。

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重慶の反日デモ 数百人が尖閣返還叫ぶ
2010/10/26 17:23【産経新聞】

 中国重慶市で26日午後、数百人規模の反日デモがあり、若者らが「釣魚島(尖閣諸島)を返せ」などと叫んで市内を行進した。

 中国外務省の馬朝旭報道局長は26日の定例記者会見で、国内各地の反日デモについて「日本側の誤った言動に憤慨するのは理解できるが、非理性的な違法行為には賛成しない」と述べ、重ねて自制を呼び掛けた。

 重慶の反日デモは26日午後2時(日本時間同3時)ごろ、約200人規模で始まり、その後、やじ馬なども加わり規模が膨らんだ。市内には日本総領事館があり、多数の警官が周辺で厳重な警備を敷いている。

 デモ参加者は中国国歌を歌って沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の返還を求めたほか、「打倒日本」「日本製品ボイコット」などと叫んだ。バツ印をつけた日の丸を掲げ、燃やしたりもした。(共同)


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「愛国」世論を誘導=反日デモの政府批判転化に危機感―中国
10月26日(火)15時54 【時事通信】

 【北京時事】尖閣諸島の領有権をめぐり、中国各地で続発した反日デモで、一部の市民が幹部の腐敗や住宅価格高騰に対する不満を叫ぶなど政府批判が起きたことに、中国当局が危機感を強めている。26日付の共産党機関紙・人民日報は「法に基づき理性的に愛国の熱意を表現しよう」と呼び掛ける評論を掲載、世論の誘導に力を入れ始めた。
 16日から各地で起きた反日デモでは、一部が暴徒化して日系のスーパーなどに被害が出たほか、政府批判や社会への不満を訴える横断幕も掲げられた。中国当局はデモの沈静化に乗り出しているが、強制的に封じ込めれば、政府への反発がさらに高まる恐れもある。
 共産党で治安と法執行を主管する中央政法委員会は25日、北京で会議を開催。新華社電によると、周永康書記(党政治局常務委員)は「宣伝・世論工作を強化し、群衆が法に基づき理性的に愛国の願いを表現するよう導き、社会と政治の安定を維持しなければならない」と指示した。


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中国の「反日デモ」が「反政府デモ」に変化の兆し、政府に動揺も―韓国メディア
10月26日(火)11時28【サーチナ】

 尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題を契機に火がついた中国内の反日デモが、依然続いている。23日には四川省徳陽市で1千人規模、24日には甘粛省蘭州市と陝西省宝鶏市など地方都市約10カ所でも数百人規模のデモが行われ、中には反政府の姿勢も表れ始めているという。複数の香港メディアが25日、これを報道している。

 韓国メディアも、中国内の動きに注目し、週末に起こったデモについて報じている。今回のデモはこれまでと違い中国政府への批判が噴出、陝西省宝鶏市で発生した反日デモなどでは、初めて中国人たちによる露骨な政府批判のスローガンが登場したと伝えている。

 尖閣諸島の返還や日本商品の不買など、反日スローガンの横断幕に混じって、「一党独裁反対」「報道の自由」「住居価格がとても高い」「不正腐敗解決」など、中国政府と社会問題に対する不満をしたためたプラカードも見られたと指摘している。

 これらの反政府スローガンを叫んだ参加者らはすぐに警察に連行され、再発を恐れた地域当局は25日朝、市内の大学を閉鎖、学生たちの自由な外出を禁じた。デモに参加した一部の学生たちは、大学から除籍処分の通知を受けたという。デモの急激な拡大とともに当局への不満も露呈するようになり、17日以降、中国の主要メディアは反日デモ関連の記事を報道しなくなったとみられる。

 中国紙の人民日報は25日、「法の下で、理性的に愛国の情熱を表現しなければならない」と題したコラムで、「法と理性に従わず、愛国感情を表に出す場合は、通常の社会秩序を維持することができなくなり 、社会の安定と急速な経済発展を保証することができなくなる」と主張。

 反日デモが反政府運動に転じたことに中国政府は動揺を隠せず、官営メディアを動員し抗議行動に自制を促すなど、対策作りに苦心していると伝える韓国のメディアも見られた。


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【24日の反日デモ】

中国 反日デモ内陸部で続発 若者、社会への不満
10月24日(日)22時47分 【毎日新聞】

 中国甘粛省蘭州市と陝西省宝鶏市で24日、それぞれ数百人規模の反日デモが行われたが、大きな混乱はなかった。当局はデモの封じ込め策を強化しており、インターネット上で予告が出ていた江蘇省南京市では若者ら約100人が集まったものの、デモを始める前に警官に解散させられた。ただ、上海市など沿海部との格差が広がる内陸部で相次ぐデモは、社会への不満を表明する側面も見せている。強引な制圧は政府批判に転じかねないだけに当局も対応に苦慮している模様だ。

 蘭州のデモは散発的に行われた。午前中のデモでは数百人の若者らが「日本製品ボイコット」などと書かれた布を掲げて行進し約1時間で警官隊に制止された。午後には約50人の若者らが「愛国無罪」「日本を倒せ」などと叫びながら行進したが、約30分で数百人の警官隊に取り押さえられた。警官隊は携帯電話のカメラで撮影する市民を見つけると電話を取り上げ投げ捨てた。

 宝鶏では同日午後、若者ら約200人が警官隊に取り囲まれデモ行進し「日本製品ボイコット」と訴えた。目撃者によると一部参加者は「腐敗反対」のスローガンを掲げた。

 共同通信によると、「住宅価格高騰を抑制しろ」と政府批判の横断幕も掲げられた。

 外交筋はこうした政府批判に「ついに本音が出た」と話した。

 南京では集合場所とされた交差点で30人前後の警官が警戒。午前中に100人近い若者らが集まったが排除された。旧日本軍の虐殺事件があった南京での反日デモでナショナリズムが一気に高まる可能性があり当局が封じ込めたようだ。

 16日に四川省成都市と陝西省西安市、河南省鄭州市で起きた大規模反日デモは当局が日本側への不満表明などを目的に容認したとの見方が強い。中国国営新華社通信(英語版)もデモを伝えた。

 ◇当局、ネット封じ込め腐心

 しかし、デモ参加者の暴徒化や他地域への飛び火は当局の想定外とみられ、翌17日以降の反日デモについて中国の主要メディアは報じていない。また、インターネット上のデモの呼び掛けを次々と削除しているほか、予告が出ている都市の学校で週末に急きょ授業を行うよう通知を出すなど当局は事前にデモの芽を摘み取っている。

 それでも、ネット上の情報を完全に抑え込むのは困難な状況で、デモが起きた場合に警官隊も暴徒化を避ける措置に重点を置いているようだ。23日の四川省徳陽市のデモでは、行進が始まると警官が後ろを歩き、トヨタ車にデモ参加者が殺到すると重装備の警官隊が車を取り囲んで暴徒化するのを制止した。

 収束しない反日デモについて日中関係筋は「内陸部では日本人と接する機会もほとんどないうえ、大学生は愛国教育を受けたばかりで、国難に立ち上がるべきだという使命感も強い。さらに親に負担をかけても将来を展望できない閉塞(へいそく)感もあり、現状への不満表明でデモに参加している面もある」と分析する。

 一方、内陸部が反日一色に染まっているわけではない。23日にデモの予告があった湖南省長沙市では日系ショッピングセンターがにぎわった。タクシー運転手は「デモの心配などしなくていい。釣魚島(尖閣諸島)のことは政府間で解決する。国民同士は仲良くすべきだ」と笑った。

 徳陽の雑貨店主(30)は「庶民には反日は関係ない。それより野菜の値段が上がって暮らしが大変だ」と話し、デモに対しても「若者のストレス発散だろ」と突き放した。

 それでも、反日デモは社会に影を落としている。南京の自動車展示即売場には、日系メーカーのブースだけ一台も車が並んでいなかった。展示会関係者は「日系自動車を扱う業者はみな直前に参加を取りやめた」と説明した。

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「腐敗反対」中国2都市の反日デモ、政府批判も
2010/10/24 19:49【産経新聞】

 中国の甘粛省蘭州市と陝西省宝鶏市で24日、それぞれ数百~千人規模の反日デモがあり、若者らが「釣魚島(尖閣諸島)を守れ」「日本製品ボイコット」などと叫んで市内を行進した。両市ともインターネットで事前にデモが呼び掛けられていた。

 宝鶏のデモでは参加者が反日スローガンを叫ぶ一方で「官僚腐敗に反対」「住宅価格高騰を抑制しろ」などと政府批判の横断幕も掲げており、中国で深刻化している収入格差の拡大や汚職への不満が強いことをあらためて裏付けた。

 ネットで24日の反日デモが呼び掛けられていたのは蘭州、宝鶏のほか江蘇省南京市、湖南省長沙市、湖北省武漢市など。中国当局は反日デモが拡大すれば政府批判や社会不安が広がるのは必至とみて、呼び掛けがあった都市や北京の日本大使館、各地の日本総領事館周辺で引き続き警備を強化していた。(共同)

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陝西省でも反日デモ 中国、数百人規模
2010/10/24 16:05【産経新聞】

 中国陝西省宝鶏市内で24日午後、数百人規模の反日デモがあり、若者らが「打倒小日本(日本人の蔑称)」「日本製品ボイコット」などと叫び、市内を行進した。

 警察側はデモの中心メンバーらを拘束して抑え込みを図っている。陝西省では16日にも省都西安市で数千人規模の反日デモがあった。

宝鶏は西安の西約150キロにある人口約380万人の地方都市。(共同)



チベット族デモも拡大 中国語教育の強制に反発


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【23日の反日デモ】

中国:四川省徳陽市で反日デモ 2時間で解散
2010年10月23日【毎日新聞】 

 【徳陽(中国四川省)鈴木玲子、北京・成沢健一】中国四川省徳陽市で23日、沖縄県・尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件に反発する1000人規模の反日デモが起きた。デモ参加者の一部が過激な行動に出る場面もあったが、開始から約2時間後に解散した。事前に予告が出ていた湖南省長沙市など他都市でデモはなく、当局が封じ込めたとみられる。

 徳陽では、集合場所に指定された中心部の広場を警官隊が封鎖したが、予定時刻の午後2時(日本時間同3時)すぎ、広場前に100人前後のデモ隊が登場。「小日本(日本に対する蔑称<べっしょう>)を地球から追い出せ」などという横断幕を掲げ、警戒線を破って広場に進入した。その後、繁華街に向かったデモ隊に沿道の市民が加わり1000人近くにふくれあがった。デモ行進は約1時間で終了したが、大通りでトヨタ車を見つけた参加者らが車に殺到。車にレンガを投げつけ、警官隊と一時もみ合いになった。

 徳陽市内の学校には23、24の両日を急きょ登校日にするよう通知が出ていた。香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」によると、長沙でも全学校で週末に授業を行うとの緊急通知が22日に出されたという。

 四川省では16日に省都の成都、17日には省内第2の都市、綿陽で大規模デモが起き、いずれも一部が暴徒化した。同省は08年の四川大地震で多数の死者を出したほか、被災による失業などで庶民の不満が募っている。

    ◇

 徳陽では同日のデモ発生前に、産経新聞やNHKなど数人の外国人記者が一時拘束された。産経新聞社などによると、約2時間後に市外へ強制退去させられたという。


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中国:ネットに再び反日デモ予告 総領事館が注意呼びかけ
2010年10月22日【毎日新聞】

 【北京・成沢健一】中国四川省などで週末に再び反日デモを行うという書き込みがインターネット上に出ており、重慶の日本総領事館などが注意を呼びかけている。16日に四川省成都や陝西省西安、河南省鄭州で起きた大規模デモは中国当局が容認したとの見方が強いが、デモ参加者の暴徒化や他地域への拡大といった想定外の事態に発展している。当局の対応によっては、再び破壊行為に発展する事態も予想される。

 デモが呼び掛けられているのは、23日が、四川省徳陽市と重慶市、湖南省長沙市、湖北省武漢市など。24日が、江蘇省南京市や甘粛省蘭州市など。ほかにも複数の都市名が挙がっているが、ネット上の書き込みは削除されている。当局が封じ込めに動いているとみられる。

 16日のデモは、各大学の学生会が組織した事実上の官製デモと香港メディアは報じている。日中関係が修復に向かい始めた後も対中強硬姿勢が目立つ日本側に、中国当局が不満を表明したものとの見方が一般的だ。また、対日重視の姿勢を見せる胡錦濤国家主席や温家宝首相に対日強硬派が揺さぶりをかけたとの観測も出ている。

 一方で、17日に起きた四川省綿陽市でのデモは一般人も加わって暴徒化しており、社会への不満表明の色彩も帯びている。参加者が膨れ上がると、警官隊も制御しきれないのが実態で、デモが起きれば同様の状況にエスカレートする危険性をはらんでいる。

予定


チベット高校生抗議が拡大 青海省4カ所、教育改革で

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【図解・国際】中国の反日デモが起きた都市と動き(2010年10月) 


反日デモ


◆◆ 反日デモをめぐる動き ◆◆


9月  7日 尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船と中国漁船が衝突
    8日 海保が公務執行妨害容疑で中国人船長を逮捕
   18日 柳条湖事件から79年を迎え、北京の日本大使館などで抗議デモ
   25日 那覇地検が処分保留で船長を釈放、船長は帰国
10月16日 中国四川省成都市、陝西省西安市、河南省鄭州市で大規模反日デモ、日系
       スーパーなどに被害
   17日 四川省綿陽市で反日デモ、一部が暴徒化
   18日 湖北省武漢市で反日デモ


◆◆ 3日連続で反日デモ=武漢に飛び火-中国 ◆◆

【北京時事】尖閣諸島問題をめぐる中国での反日デモは18日、湖北省の省都・武漢市に飛び火し、市中心部で日本製品ボイコットを叫びながら行進が行われた。反日デモは3日連続。北京の日本大使館によると、在留邦人や日系企業への被害の情報はないという。
 また、17日に四川省綿陽市であった大規模なデモが暴徒化したことについて、重慶の日本総領事館は18日、同省政府に対し懸念を伝えた。
 武漢でのデモはインターネットで呼び掛けられ、約3時間にわたって6キロを行進した。香港メディアによると、デモ隊は出発時に約100人だったが、約2000人に増えた。
 現場には1000人以上の警官隊が出動し、デモ隊と一時衝突した。香港のラジオのホームページに掲載された写真によると、日本車が路上でひっくり返された。警察は大型バスで大通りを封鎖してデモを規制し、参加者の一部を連行した。
 インターネット上では、重慶市でも26日に日本総領事館を目指して、反日デモを行おうと呼び掛けられている。16日に大規模なデモがあった四川省成都市に隣接する徳陽市でも反日デモが計画されているとの情報がある。


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【18日の反日デモ】

反日デモ スローガン、行進コース…警察が管理して“ガス抜き”
2010.9.18 23:45【産経ニュース】

 【北京=矢板明夫】北京の日本大使館前などで18日に行われた反日デモは、時間やスローガン、行進コースなどすべてが警察によって管理されたもので、国民の不満をガス抜きさせるための「官製デモ」であったことを強く印象づけた。

 北京の大使館前では警戒線が張られ、立ち入りが規制されるなかデモが実施された。手製の日の丸を燃やそうとする過激な行為は警官が中止させるなど、デモがエスカレートしないように注意が払われていた。


 デモ参加者の中心は、30代後半から40代半ばまでの中年男性。ある大学関係者によると、1989年の天安門事件を招いた大規模な民主化運動では、10代後半から20代前半の若者が中心だったため、中国当局はそれ以降、大学生を政治絡みの社会運動に参加させないように監視を強めている。

 17日夜に湖南省から列車で上京したという男性(20)は「中国政府はあまりにも弱腰なので、私たちが声をあげなければいけない」と興奮気味に話していた。中国当局が警戒するのもこうした若者だ。

 北京のデモ隊はこの日、日本大使館周辺で「日本人を中国から追い出せ」といったスローガンを叫んでいる間は、ほとんど警察に干渉されなかった。しかし、デモ隊が市内の中国外務省のビルに向けて行進し、「中国の外交は弱腰だ」などと叫び始めると、すぐに警察が介入して外務省への行進を阻止した。

 デモ隊の中に、「深●(=土へんに川)市の腐敗問題を追及しよう」と大書された紙を突然高く掲げた中年男性がいた。地方から来た陳情者とみられ、近くにいた私服警察とみられる複数の男性にすぐに取り押さえられた。

 デモが終わったこの日午後、市内で警察幹部らが握手し、計画通り、批判の矛先を政府に転化させず、デモの過激化を防いだことを祝う場面もみられた。


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日中で大規模デモ、両政府の発言に差「日本側は自国の反中デモに触れず」―韓国
2010/10/18(月) 11:16【サーチナ】

  尖閣諸島(中国名:釣魚島)の領有権をめぐり、日中両国で16日、大規模なデモが行われ、両国間の対立が民間レベルにまで広がりを見せている。

  16日には中国の四川省成都市、陝西省西安市、河南省鄭州市などの都市で数万人規模の反日デモが行われ、西安では日系のスーパーマーケットや飲食店が襲撃されるなどの被害が発生した。

  また日本でも前航空幕僚長の田母神俊雄氏が会長を務める団体らが、東京の駐在中国大使館の前などでデモ行進を行った。

  韓国のメディアも、先週末に中国と日本で大規模な反日・反中デモが広がっており、今月4日にベルギーで菅総理大臣と中国の温家宝首相が会談を行い、解決に向かうと思われていた日中関係に、再び暗雲が立ち込めていると報じている。

  また、日中両政府の反応に注目した韓国のメディアもある。馬報道局長は自国の反日デモに対し「一部群衆が日本側の一連の誤った言動に義憤を表すのは理解できる。ただし法に基づいて理性的に愛国心を表現しなくてならない」と話した。

  一方、日本政府は、自国の反中デモについては一切言及しなかったと指摘。北京の日本大使館は、中国外務省に対し、在留邦人の安全と日系企業の経済活動の確保を要請し、民主党・岡田幹事長は「日中両政府は冷静に対応すべき」だと発言するに留まった。日中両国政府の自国民への発言には、温度差が見られたと伝えている。

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中国 反日デモ 保守派主導の可能性
2010/10/18 07:49【産経新聞】

 【北京=矢板明夫】中国各地で16、17の両日に起きた一連の反日デモは、発生時期や場所などから自然発生的なものではなく、当局による「官製デモ」だった形跡がいくつもうかがえる。胡錦濤指導部が最近、見せ始めた日中関係の修復の動きとも矛盾しており、対日強硬姿勢を求める保守勢力がデモを主導した可能性もある。

 今回の反日デモで最も腑(ふ)に落ちないのは、沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の周辺で起きた中国漁船衝突事件で、日本側に勾留(こうりゅう)された中国人船長が釈放、帰国してから約3週間が経過し、全体の空気としては事態が“終息”に向かっている中で行われたという点だ。

 船長が9月25日に帰国したことを受け、中国メディアによる日本批判のトーンは徐々に弱まり、インターネットの反日の書き込みも減少する傾向にあった。しかし、デモの参加者は、最も反日感情が激しい時期だった9月18日の北京におけるデモの約200人に比べ、今回は数万人に膨らんだ。

 さらに、これまでに中国で発生した反日デモは、北京や香港在住の「保釣(釣魚島を守る意味)人士」と呼ばれる反日活動家らがかかわっていたことがほとんどだ。しかし、彼らは今回、今月16日にデモが行われることを「事前には知らなかった」と、産経新聞に答えている。

 また、中国共産党の第17期中央委員会第5回総会(5中総会)が開会中で、会期中は全国で警戒態勢が強化されるのが通例であり、この時期にデモを実施することは当局の黙認がなければ難しい。

 一方、デモが発生した場所は、日本大使館がある北京や、日本も出展している万博が開かれている上海などではなく、日本人や日本企業が圧倒的に少ない内陸部の四川省成都市、河南省鄭州市などだったことも、不可解だ。これらの都市の経済発展は沿海部に比べ遅れており、大学卒業者の就職難が最も深刻な地域でもある。現地の指導者は若者の不満をガス抜きさせるために、今回の反日デモを組織、あるいは黙認した可能性もある。

 ある中国筋は、反日デモが起きた省の主要指導者のほとんどが保守派であることに注目する。そして「軍をはじめとする保守勢力は、(改革派の)温家宝首相が主導する現在の対日政策を『弱腰だ』と批判しており、5中総会の開会中を狙って大学生にデモを行わせ、政権に圧力を加えようとしているのではないか」と分析する。


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【17日の反日デモ】

四川省のデモは社会不満がエスカレートか 政府、制止できず衝撃
2010.10.17 22:41【産経ニュース】

 中国四川省綿陽市で17日に起きた反日デモが暴徒化し、参加者が商店や車両を襲ったのは、日ごろからうっせきした社会不満が一気に爆発し、破壊行為にエスカレートしたためとみられる。中国政府は外務省の報道局長談話でデモ参加者に自制を呼び掛けて警備も強化したが、暴徒化を制止できず、不満の大きさに衝撃を受けているもようだ。

 綿陽のデモはインターネット上で「中継」されており、中には「学生はまだいいが、一般人が紛れ込んで不満の憂さ晴らしをしている」と警官が語った、との書き込みもある。

 中国で貧富の格差や就職難、官僚の汚職などが大きな社会問題となっており、デモや抗議行動にまざったやじ馬らが憂さ晴らしのため投石などの破壊行為に走り、当局も制止できなくなるのは北京や上海で2005年に起きた反日デモでも共通していた。(共同)


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綿陽のデモ暴徒化に警察傍観 路上の車、次々に破壊
2010.10.17 22:26【産経ニュース】

 中国国旗を持ったデモ隊の先頭が標的を見つけると、地面からわき上がるような低い声が周囲に鳴り響き、約千人の住民が走りだす。棒を手にした若者が停車している日本車のフロントガラスを割ると、周囲から歓声が上がった。

 17日夜、反日デモが暴徒化した四川省綿陽市臨園口の市街地。デモ隊はスローガンを叫びながら幹線道路を広がって歩くが、近くに制止する警察の姿は見えない。デモ隊の中には、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権の主張を訴える手製のプラカードを持つ若者の姿も見えるが、大半の若者は反日というよりも面白がり、興奮した先頭のデモ隊を追い掛けているようだった。デモに便乗し、市街では打ち上げ花火も上がっていた。

 フロントガラスを壊された車の持ち主は、車から降りてぼうぜんとしていると、別の住民らが集まり、路上の車をひっくり返した。警察はその周辺で交通整理をするだけだった。(共同)


綿陽デモ



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反日デモ、実は官製=政府系学生会が組織―香港紙
時事通信 10月17日(日)14時50分

 【香港時事】17日付の香港各紙は16日に中国各地で起きた尖閣諸島問題をめぐる反日デモについて、各大学の政府系学生会が組織したものだったと伝えた。中国政府は「一部の大衆が日本側の誤った言動に義憤を表明した」(外務省スポークスマン)と説明しているが、実際には官製デモだったことになる。
 中国系香港紙・文匯報によると、四川省成都市のデモ参加者たちは「各大学の学生会が1カ月前から準備を開始した」「校内で日本製品ボイコットの署名活動も行った」と話した。
 また、リンゴ日報も「デモに参加したある大学生がインターネット上で、デモは学生会が組織したことを明らかにした」と報じた。
 中国の大学学生会はすべて政府や共産党の指導下にあり、自主的な政治活動は一切認められていない。


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官製デモ

官製デモ(かんせいデモ)とは、政府やその外郭団体によって動員された、政府・政権を支持する非自発的なデモ活動を指す批判的な呼称。ただし、「大統領就任式典」「建国何周年記念式典」のような国家の慶事を祝う式典などは、これに含まれない。


【 概要 】

自発的なデモは口コミやポスターの掲示などで日時・会場を知らせるのが普通である。しかし官製デモの場合は、政府広報を通じて盛んに喧伝し、「不参加者=非国民」というムードを情報操作で作り上げ、世間体と身の安全のために嫌々ながら参加するようなケースが多い。あるいは、もっと露骨に上部組織から有無を言わさず参加が命じられることもある。

従って官製デモは、国家ぐるみの一種のやらせとも言える。言論の自由や結社の自由のない独裁国家・全体主義国家・共産主義国家・開発独裁国家などで行われることが多い。動員された国民は、心の中では反発している場合もあり、1989年にルーマニア政府が組織したチャウシェスク支持集会は、群衆の中から発せられた「チャウシェスク打倒」の一声で、あっという間に政権の意図から外れた民衆デモに変貌し、チャウシェスク退陣の大衆の要求が実現された(ルーマニア革命)。

ただし、政府を支持するデモを全て「官製デモ」と言えるわけではなく、また反政府陣営のデモもある程度の権威・権力を有する存在(たとえば労働組合や地域・業界等の有力団体など)によって企画もしくは支援されることが通常であるため、「官製デモ」か否かを判別することが難しいケースもある。

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 官製デモで企業を襲撃する、やらせ国家


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千葉の小中高校教育友好団、中国派遣を中止
10月17日(日)19時39分【読売新聞】

 中国各地で大規模な反日デモが続いていることを受け、千葉県船橋市教育委員会は17日、小中高校生40人が中国・西安市を訪問する教育友好団の派遣を中止すると発表した。

 友好団は引率者を含め総勢51人。18日から4泊5日の日程で、現地の小学校や一般家庭を訪問する予定だった。

 しかし、友好団の派遣を前に、中国国内で反日デモが相次いだため、同市教委が西安市教育局や旅行会社に問い合わせたところ、西安市でも反日デモが起きているとの情報が寄せられたため、急きょ中止を決めた。

 船橋市教委には、沖縄・尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件が発生した後の9月下旬、西安市教育局から「両国関係は敏感なものとなっているが、予定通り訪問いただきたい」との書簡が届き、今月7日には友好団の結団式も行っていた。

 船橋市は1994年に西安市と友好都市提携し、これまでに3度、教育友好団を派遣している。船橋市教委は「参加者の安全を第一に考えた。なかなかできない体験だけに残念」と話している。



小中高生ら中国派遣中止=反日デモ受け-船橋市教委
10月17日(日)14時53分【時事通信】

 千葉県船橋市教育委員会は17日、小中高校の児童生徒40人などから成る「船橋市教育友好使節団」の中国派遣を中止すると発表した。使節団は陝西省西安市を18日から訪問する予定だったが、16日に同市で大規模な反日デモが起きたことを受け、急きょ中止した。市教委指導課は「児童生徒の安全を考えると、中止はやむを得ない」と話している。
 同課によると、船橋市は西安市と友好都市となったことを受け、1995年から小中高校生の交流事業を開始。2年に1度交互に両市を訪問し、船橋市からの派遣は今回が4度目だった。



学生主導、危険はらむ 中国デモ 2005年反日再現も


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【16日の反日デモ】

中国:大規模な反日デモ 日系店で投石被害…尖閣抗議
2010年10月16日【毎日新聞】

 【成都・浦松丈二、上海・鈴木玲子】中国四川省成都など3都市で16日、沖縄県・尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件に抗議する大規模な反日デモが起きた。国営新華社通信によると、成都のデモには2000人以上、陝西省西安でも7000人以上が参加した。河南省鄭州でも行われたが、人数は不明だ。中国での大規模な反日デモは05年春以来。北京の日本大使館によると、邦人にけがなどの被害情報はない。

 東京の中国大使館前では同日、約2800人が中国への抗議デモを行った。中国ではネット上で数日前から、東京のデモ計画への対抗デモ実施が呼び掛けられていた。

 デモ参加者らによると、成都では中心部のイトーヨーカドー春熙店前に同日午後2時(日本時間同3時)ごろから、若者ら数千人が集まった。デモ隊は「打倒日本」「日本製品ボイコット」などと書かれた横断幕を広げてシュプレヒコールを上げた。その後、警備の警官隊ともみあいになる中で、同店に向かって石やレンガが投げつけられ、窓ガラスが割れるなどの被害が出た。同店と隣接する成都伊勢丹の両店は、店内の客を退避させて閉店した。デモ参加者は、ヨーカドー周辺の複数の日本料理店も襲撃したと話している。

 デモ隊は同日夜までに解散したが、割れた窓ガラスは深夜になっても路上に散乱していた。ヨーカドー春熙店の前には「臨時休業」との立て看板が出され、周囲を警察官が封鎖している。普段の週末は午後11時までの営業なので時折買い物客が訪れるものの、デモ発生の説明を聞いて立ち去っていた。

 ヨーカドー春熙店は成都での日系企業のシンボル的存在。05年春に中国各地で反日デモが行われた際にも、窓ガラスを割られる被害を最初に受けている。

 新華社によると、西安では学生ら7000人が日の丸を燃やしたり、スポーツ用品のミズノの現地店になだれ込み、鄭州では学生らが街頭で「釣魚島(尖閣諸島の中国名)を守れ」などと声を上げた。北京の日本大使館によると、西安では日本料理店の窓ガラスも割られる被害が出た。

 日本大使館は同日、在留邦人の安全確保と日系企業の正常な経済活動の確保を中国外務省に強く要請した。


反日


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参加者ら日本製商品を扱う店壊す 中国デモ
日本テレビ系(NNN) 10月17日(日)13時23分

 中国の少なくとも3つの都市で16日、沖縄・尖閣問題をめぐり、日本に抗議する大規模なデモが発生し、参加者らが日本製商品を扱う店を壊すなどする映像が届いた。

 映像は兵馬俑(よう)観光などで有名な陝西省西安で撮影され、日本テレビなどの動画サイトに投稿された。中心部の広場に集まったデモの参加者らが日の丸を燃やし、歓声を上げている。また、日本のスポーツ用品「ミズノ」ではショーウインドーの大きなガラスやロゴが割られたほか、商品を持ち出し、燃やす者もいたという。国営・新華社は「7000人以上の学生らが平和的に行進した」と16日に報じているが、一部が暴徒化し、破壊行為をしていることが映像からもわかった。

 一方、四川省成都市で起きた反日デモで、窓ガラスを割られた「イトーヨーカドー」は17日朝、予定通り開店した。周辺では武装警官らが巡回し、店の前に人が集まらないよう排除したり、メディアの取材を妨害したりして緊迫した雰囲気が広がっている。

 北京にある日本大使館は今のところ、日本人にケガなどの被害は出ていないとしているが、中国政府に日本人の安全確保などを強く要請した。

 中国外務省は16日夜、談話を発表した。「一部の群衆が日本の誤った言動に怒りを表すのは理解できる」とする一方、「(怒りは)理性を保って表現すべきだ」などと自制を呼びかけた。




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中国各地 「尖閣」抗議、反日デモ 一部暴徒化 日系店を襲撃
10月17日(日)7時58分【産経新聞】

 【北京=川越一】中国国営新華社通信などによると、中国各地で16日、沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺海域で起きた中国漁船衝突事件に絡み、中国の領有権を主張する大学生らによる数千人規模の反日抗議行動が起こり、日系スーパーの窓ガラスが割られるなどの被害が出た。北京の日本大使館は中国外務省に対し、在留邦人の安全と日系企業の経済活動の確保を要請した。

 大規模な抗議行動が起きたのは四川省成都、陝西省西安、河南省鄭州の3都市。成都市では同日午後2時(日本時間同3時)ごろ、インターネットを通じた呼びかけで集まった大学生ら2千人以上が約1時間半にわたり、「釣魚島を守れ!」「日本と戦え!」などと気勢をあげた。抗議行動の輪は約1万人に膨れあがったとの情報もある。

 一部のデモ参加者が暴徒化し、日系スーパーのイトーヨーカ堂や伊勢丹が襲撃された。窓ガラスが割られたり、ペットボトルを投げ込まれるなどの被害にあい、ともに営業を急遽(きゅうきょ)停止した。

 同市内のイトーヨーカ堂は2005年4月にも、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに反対する反日デモの標的となり、そこから反日の嵐が中国全土に波及していった。

 西安市では約7千人の大学生らが中国国歌を歌いながら行進し、日本製品の不買運動などを呼びかけた。ここでも日本料理店のガラスやネオンサインが割られる被害が出た。鄭州市の参加者の大部分も大学生で、「釣魚島を中国に返せ」などと叫んでいたという。

 今回のデモの引き金は東京で行われた反中集会などとみられる。中国外務省の馬朝旭報道官は16日、日本の中国大使館前で起きた抗議デモについて、日本側に「重大な関心を表明した」との談話を発表したが、中国国内で起きた反日デモに対する言及はなかった。


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国旗振り「日本を滅ぼせ」 若者ら横断幕掲げ行進 中国反日デモ
2010.10.17 01:20 【産経ニュース】

 「日本を滅ぼせ」「日本は釣魚島(日本名・尖閣諸島)から出て行け」。中国四川省成都や陝西省西安などで16日、起きた大規模な反日デモ。成都では、普段着姿の若者が横断幕を持ちながら行進し、「小日本(日本人の蔑称)は出て行け」「日本製品をボイコットせよ」と相次いで叫ぶ。

 市中心部にあるイトーヨーカ堂の春煕店は、数千人の群衆に包囲された。周囲では、破壊行為を阻止しようとする制服の警官隊とも押し合いに。ヨーカ堂が面した通りは群衆で交通がまひ。店舗の入り口には16日夜、臨時休業の看板が設置された。付近には細かいガラスの破片が散乱、襲撃の衝撃を物語っていた。

 中国のウェブサイトに掲載された写真によると、西安では「中国にとって最も大事なことは日本を滅ぼすこと」と書いたプラカードを掲げた若者らがトラックに乗って中国旗を振り回し、別のトラックには「中日断交を強烈に要求する」との張り紙が掛けられていた。(共同)


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中国外務省、反日デモに「理解」と談話
読売新聞 10月17日(日)2時40分


 【北京=大木聖馬】中国外務省の馬朝旭(まちょうきょく)・報道局長は16日深夜(日本時間17日未明)、同日国内中国各地で発生した反日デモについて、「一部の群衆が日本側の一連の誤った言行に義憤を示すことは理解できる」との談話を発表した。

 ただ、「法に基づいて理性的に国を愛する熱情を表現しなければならず、非理性的で法規に違反する行為には賛成しない」とも述べ、一部のデモ参加者が日系スーパーなどを破壊した行為には不快感を表明。自制を促した。


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中国の反日デモ暴徒化 警察制止できず暴動に発展中


Posted by おきっここ
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[中国デモ]  thema:中国問題 - genre:政治・経済
学生主導、危険はらむ 中国デモ 2005年反日再現も
学生主導、危険はらむ 中国デモ 2005年反日再現も
2010/10/17 09:04【産経新聞】

 【北京=川越一】中国四川省の省都、成都市など中国各地で16日、同時多発的に起きた反日デモは、沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺海域で漁船衝突事件が発生した後、北京の日本大使館前などで起こった抗議行動とはやや様相が異なっている。

 漁船衝突事件に絡むこれまでの抗議行動は、尖閣諸島の領有権を主張する反日団体などが中心となって組織されたもので、参加者の多くは30~40歳代、規模も数十人から200人程度にとどまっていた。当局側も国内世論の批判を封じるために抗議行動を容認。国民にガス抜きをさせるための“官製デモ”の色合いが濃かった。

 今回のデモが危うさを秘めているのは、その中心が大学生に移ったことだ。2005年4月、北京の日本大使館などが投石を受け、日本料理店が焼き打ちにあうなど反日の嵐が吹き荒れた。当時、過激な行動に出たのは抑制を失った大学生といわれている。

 中国国営新華社通信によると、大学生らはインターネットを通じた呼びかけに“自発的”に応じたという。しかし、各地のデモが午後2時(日本時間同3時)ごろ、時を合わせて始まっていることからは、周到に計画されていたこともうかがえる。

 16~20日まで5日間、デモを継続する計画との情報もある。中国当局は反日行動の拡大阻止に動いているが、“扇動”された大学生がインターネットや携帯電話のショートメールを通じて、さらに反日行動を激化させることが懸念される。


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[中国デモ]  thema:尖閣諸島問題 - genre:政治・経済
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